東北

東北の大地震のあった日、私は会社で次の散骨の準備をしていました。たしか土曜日だったと思います。3時すぎだったでしょうか。パソコンに向かっていました。すこし揺れたようなきがしました。でも地震があったとは思いませんでした。それからニュースで大きな地震があったことを知りました。それから津波がきたり原発がひどいことになったりとんでもないことが起こっていました。でも大阪にいるとただテレビの映像だけでいつもの生活となんにも変りませんでした。ひとつ心配なのは次の散骨のことでした。日本の太平洋側には波浪警報が地震のあと、ずっとでていました。今度のひとたちは鳥取からのお客様で一日前に神戸に入って泊まっているからです。だから予定変更はなかなかできません。心配していると当日に波浪警報から注意報にかわりました。予定通り出航することができました。お客様はなにもなかったように集合していました。海に出ると全く波は立ちませんでした。今頃東北の人たちは大変な被害を受けてとんでもないことになっていると思いながら、海のうえにいました。最近は毎年のようにいろんなところでいわゆる天災というものが起きています。わたしは思います。これは天災ではなく人災なのだと。人間が自分たちのために、自分たちのわがままで地球を壊していき、自然のリズムを壊してしまったからこのようなことが起こっているのです。いつになるのかわかりませんが、地球に人間がいなくなるのだと思います。